Moresampler Ver0.8.2版
※基本値を明記していないフラグの基本値は0
また、一部のフラグでは小数点以下の数値が使えます。
フラグ | 数値の範囲 | 説明 |
---|---|---|
g | [-100~100] | ジェンダーフラグ |
t | [-1200~1200] | 音程微調整、1=半音の1/100 |
P | [ 0~100] | ピークコンプレッサ 基本値 86 |
A | [-100~100] | 音量モジュレーション。ビブラートと音量を連動させる |
b | [ -20~100] | 無声子音を強調/低減する |
u | 原音をそのまま出力。$direct=trueと同じ | |
MC | [ 0~100] | グロウル効果のcoarseness |
MD | [ 0~100] | グロウル効果のdistortion |
MG | [ 0~100] | グロウル効果のgrowl |
ME | [-100~100] | フォルマント強調 |
Mb | [-100~100] | 息の多さ |
Md | [-100~100] | ドライな声 |
Mo | [-100~100] | 口の開け具合 |
Ms | [ 0~ 10] | 安定化 |
Mt | [-100~100] | 引き締まり(強弱のコントロール) |
Mr | [-100~100] | 「シンガーのフォルマント」を3KHzのところで生成 |
Mp | [ 0~100] | ピッチ曲線にランダムの揺らぎを与える(Ver0.8.2以降対応) |
e | 合成方式切替。伸縮方式をストレッチ式にする | |
Me | 合成方式切替。伸縮方式をループ方式にする(:eでも可) | |
Mm | [0~100] | Ver.0.3.0より古いモデルとVer.0.3.0以降の新しいモデルの補間をする 基本値 100 |
また、Moresampler独自の仕様でPフラグとノート音量は連動(?)しており、
Pの値が低いほどノート音量が効きづらくなりP0でノート音量は無効になる。
(せんえいさんのツイート参照)
分かったぞ・・・moresamplerは音量パラメータがPフラグと連動しちゃってるから効き難い
— せんえい (@cetanol) 2017年10月6日
P100でやっと100%音量パラメータが働くんだけどPフラグってデフォ値86だから86%しか効かなくて、それをP0としてしまうと音量パラメータは完全に効果を失ってしまう仕様になってる
メタフラグ
複数のフラグを組み合わせて一つのメタフラグとして使うことができます。
moresampler.exeと同じフォルダに入っているmoreconfig.txtを編集することで使用できます。
・記述方法
moreconfig.txtの # === User settings === 以下に
「meta-flag-1 Mo20Mt30」のように記述します。
meta-flag-2、3…と複数設定できます。
・使用方法
meta-flag-1であればM1、meta-flag-2はM2 となります。
M1の後ろに.50と付け「M1.50」とフラグに記載するとM1のメタフラグを50%の割合で掛けることができます。
「meta-flag-1 Mo20Mt30」で「M1.50」であれば「Mo10Mt15」と同等のフラグが適用されます。
参考
Stale Request - University of Illinois at Urbana-Champaign (リンク切れ)